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「この曲は歌詞ではなく、曲から先に出来たものです。いわゆるオルタナ・ロックが好きなので、素直に音を出してみたんですけど、そのまま曲を終えるのは自分たちらしくないので、途中でテンポを上げたり、一筋縄ではいかないアレンジに発展していきました。歌詞で言いたかったのは、何か物事を進める際に困難なことが起きて、二の足を踏む瞬間は誰しもあると思うんですね。でも、捉え方を変えてみれば、そういう時こそ、自分のやりたいことが明確になるし、スピードを上げて、目的に向かっていきたい気持ちが生まれるんだよということです」（山内）

「重厚なバンド・サウンドに対抗するには、この曲で弾いているようなシンセサイザーがすごく有効だなと思いました」（金澤）

「もともと存在していたリフをもとに、勝手にリズム・パターンを生み出してくれるソフトに合わせて3人で演奏したんです。そうしたら、そのソフトが手数の多いドラマーだったようで（笑）、自分たちが想像しなかったいい演奏を引き出してもらいました」（加藤）